30代ってもっと大人だと思ってた

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岡田斗司夫著『あなたを天才にするスマートノート』あなたは無価値?論理的に考え脳を耕す方法

ノート術に関する本はたくさん出ています。この前、岡田斗司夫さんの本を紹介しましたが、またまた岡田さんの本の紹介です。

今回は岡田斗司夫著『あなたを天才にするスマートノート』の内容がおもしろかったので紹介します。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。アメリカの大学に留学経験あり。

※3分ほどで読み終わる記事です。

発想力、表現力、論理力を鍛えるノート術

ノートに書かずに記憶できればカッコいいと思います。僕も頑張ったことがありました。ですがある記憶術のセミナーに出席したとき、記憶することが目的になっていて、その記憶をどう使うか、という視点がスッポリ抜けていて、記憶術は自分に合わないな…、ということがありました。

記憶にはマイナス点があります。それは容量がいっぱいになってしまうと余裕がなくなってしまうことです。アイディアを出すためにはある程度記憶に余裕がないと難しくなります。

この本には「発想力、表現力、論理力を鍛える」ためのノート術が書いてあります。

7ステップ

この本はステップが7つに分かれています。ステップを上がることで発想力、表現力、論理力が身につくような構成になっています。ただし、時間はけっこうかかりそうです。

第1ステップ

見開きノートの右ページの5行に、その日あった印象的なこと(良いことでも悪いことでも)を具体的に主語と述語を使い5つ書く

第2ステップ

ノートに書いた5つのことを0点~5点で評価する

第1ステップと第2ステップは、ノートに慣れる目的があります。そして、点数化することで低い点数の行動を回避するようになります。

この時点ではノートの見開きの左側は何も書いていなくとも問題ないです。ムダに思えるかもしれませんが、これも大事なステップです。左は自由に使えるページで右に書いたことに関連しても、ふと思いついたことでも書いて大丈夫です。左側が空いているとなぜか書きたくなってしまう…。

岡田斗司夫さんはレコーディング・ダイエットという本を出しています。「デブになる努力をやめる」というダイエット法ですが考え方はこの第1ステップと第2ステップに沿っています。

論理力

第3ステップから論理力を鍛えるパートに入ります。

「感じる」から「考える」に

「映画を見て楽しかった」という感想しか言えない…。これは考える一歩手前まで来ていますが、感じているだけで考えているとは言えません。考えているというのは「なんで楽しかったか」を他者に説明できるくらい整理されている状態のことです。

自分の感覚、感情を日本語化する訓練をしてきます。こうした作業を第3ステップでおこなっていきます。

論理的=上下水平に考える

「ダイエットがしたい」

こんなときはいろいろ解決法を探すと思います。ですが、これは論理的な行動とは言えません。解決法を探す前にまず「なぜダイエットがしたいのか」を深堀りしてから行動することが論理的に物事を考える方法です。

本では上下水平方向に考える方法が書いてあります。

上下水平に考える

                 ↱どうなる?
               ↱するとどうなる?
             ↱ということは?
過去はどうだった?←【お題:ダイエットしたい】→他に似たことは?
             なぜ?↲
          なんで?↲
        どうして↲

第3ステップでは、お題を変え右ページにどんどん書いていきます。まずは1ページ埋めるのが目標です。ちなみに論理は破綻していても問題ありません。とにかく自分で掘り下げていく。他の人の意見が気になる場合、お題をネットで検索してみて考えを変えるのもありです。

もうひとつ大事なことはおもしろくあること。これは後々のステップにも影響します。

そして左側にはお題に連想するクリエイティブなことを書いていきます。

人に話す

第4ステップは「人に伝える」です。

第2ステップで自分の感情に向き合い、第3ステップで自分の頭脳で考える「論理力」を鍛えました。第4ステップは他者に思いを伝える「表現力」のパートです。この3つのステップはコミュニケーションにおいてとても重要な要素です。

ノートについて

ノートの大きさは大きくてA4サイズ、小さくてB6サイズです。ノートが大きければアイディアがノートいっぱいに広がります。そのためメモ帳くらい小さなノートはあまりおすすめできません。

なぜノートを使う?

アイディアを忘れないためにノートに書いていきます。それと同時に忘れるためにノートを書きます。

ノートに記録することで忘れないようにしますが、書いてしまったら一度スパッと忘れてしまいましょう。もし本当に大事だったら、記憶の断片が残っていてノートを見返すことができるはずです。

そのためこの7ステップ法は時間がかかります。ですが脳に効率だけを求めるだけでなく、ムダを重視していきます。こうすることでアイディアがたくさん生まれるようになります。効率を求めすぎるとアイディアが枯渇しやすくなってしまいます。

これは第5ステップである「脳内リンク」につながる考えで、脳でたくさんのことを考えアイディアの種をたくさん蒔いている状態を作ります。

見識を手に入れる

第6ステップでは手に入れた知識に、自分の考えを入れ、自分だけの意見を構築していきます。知識が教養になり、教養が見識になるステップです。

とくに重要なことは「自分の意見を入れること」です。自分の意見のない論理はおもしろみがありません。というのも論理的に物事を考えていくと誰もが同じ考えにたどりついてしまいます。これだと70億人のうちのちっぽけな1人になってしまいます。ただ、第6ステップまで来ているのであれば、おもしろくない、ということはないと思います。

そして第7ステップでは「世に出ていきます」。

本にはもっと方法が詳しく載っていますが、大事な点を忘れないために記録しました。合う合わないはあると思いますが、記憶だけに頼らずにノートを使っていきたいという人は読むとおもしろいと思います。

ありがとうございました。